早期発見のための健康診断の重要性
自分で病院に行くことが出来ず、言葉をしゃべれない動物達は、飼い主さんが気づいた時点で病気が進行している場合も多いのが現状です。早期に発見出来れば十分治してあげれる病気も、手遅れになる動物達がいます。当院は、動物達こそ健康診断で病気を早期に発見してあげる事が重要だと考え、健康診断の実施をより積極的に進めていきたいと考えています。
プランについて
検診 基本プラン
犬 | 猫 | |
---|---|---|
一般状態検査 | 身体検査(聴診・視診・触診) | 身体検査(聴診・視診・触診) |
血液検査 | 血球測定検査 | 血球測定検査 |
血液生化学検査(19項目) | 血液生化学検査(19項目) | |
SDMA(腎バイオマーカー) |
※血液生化学検査項目 TP、Alb、A/G比、T-Bil、AST、ALT、ALP、γ-GTP、Lipa、BUN、Cre、T-Cho、TG、Ca、IP、Glu、Na、K、Cl
検診 安心プラン
犬 | 猫 | |
---|---|---|
一般身体検査 | 身体検査(聴診・視診・触診) | 聴診・視診・触診など |
尿検査 | ○ | ○ |
便検査 | ○ | ○ |
血圧測定 | ○ | ○ |
血液検査 | 血球測定検査 | 血球測定検査 |
血液生化学検査(19項目) | 血液生化学検査(19項目) | |
超音波検査 | 腹部超音波検査 | 腹部超音波検査 |
レントゲン検査 | 胸部 | 胸部 |
腹部 | 腹部 | |
バイオマーカー | NT-ProBNP | 高感度心臓トロポニン |
甲状腺 | fT4 | T4 |
追加オプション
循環器セット
犬 | 猫 | |
---|---|---|
心電図 | ○ | ○ |
超音波検査 | 心臓超音波検査 | 心臓超音波検査 |
心臓バイオマーカー | NT-ProANP | NT-ProBNP |
高感度心臓トロポニン | ANP |
眼科セット
犬 | 猫 | |
---|---|---|
シルマー流涙検査 | ○ | ○ |
眼圧測定 | ○ | ○ |
スリットランプ検査 | ○ | ○ |
眼底検査 | ○ | ○ |
犬 | 猫 | |
---|---|---|
(オプション)眼科超音波検査 | ○ | ○ |
(オプション)フルオレセイン染色 | ①角膜染色 | ①角膜染色 |
②フルオレセイン通過試験 | ②フルオレセイン通過試験 |
検査の流れ
検査のご予約
検査費用や検査に対してのご質問などは、ご遠慮なくお問い合わせください。
当院の健康診断は完全予約制です。必ず事前にご予約をしてからお越しください。
下記電話番号までお願いいたします
休診日水曜日 第2火曜日 第1と第3日曜日 祝日
問診票はわんちゃん・ねこちゃん用の2種類をダウンロードする事が出来ます。ご自宅で落ち着いた状態で記入していただけますと、受付後に書類のご記入を頂く、飼い主さまのお手間を減らすことができますので、ご協力をお願いいたします。
ご希望の問診票ボタンをお選びください
検査当日
- 前日の21時までに食事を終わらせてください。お水は当日の9時までなら飲ませても構いません。
- 当日の便と尿をお持ちいただけますと、検査がスムーズに進みます。
- 午前9:00~10:00にご来院ください。受付へ問診票をお渡しください。未記入の方は用紙をお渡しいたしますので、待合室でご記入後、受付へお渡しください。
- お迎えは午後の診療時間となります。当日担当の獣医師とご相談ください。
結果のご報告
検査から1ヶ月以内に検査結果をまとめた報告書をレターパックで郵送いたします。
報告書の内容についてご不明な点がございましたら、お手数ですがご来院いただき担当獣医師の診察をお受けください。
ペット豆知識
犬猫の死因トップとなったガン
犬猫のガンの平均発症年齢は約9~10歳です。高齢化に伴ってガンに罹患する動物の数は大きく増加傾向にあります。
犬猫の手術数ランキングを見ると、腫瘍(ガン)は手術数でトップとなっており、その罹患数の多さは統計にも現れております。
ガンは非常に危険な病です。その危険性には以下の理由があります。
死亡率の高さ
ガンは、犬猫の死亡原因の第1位となっています。ガンはただ罹患数が多いだけではなく、非常に危険な病であることがわかります。
進行スピードの速さ
犬猫は、腫瘍の分裂速度が人間の5倍以上といわれており、分裂速度が速いため、ガンの進行が速いのが特徴です。そのため人間以上に早期発見、早期治療が欠かせません。
高い合併症リスク
低血糖や代謝障害、腎不全などの臓器不全といった腫瘍随伴症候群と呼ばれる合併症が見られる事があります。これらの合併症が体力や免疫を低下させてガンの進行を早めたり、合併症自体により死亡してしまうリスクもあり動物の負担が非常に大きいものです。合併症を出来るだけ抑えるための適切な検査や治療の実施が必要となります。